熱中症予防(放送原稿)
令和2年7月17日
みなさん、おはようございます。副校長の藤田です。
先日は皆さんに、学校の新しい生活様式について、お話をさせていただきました。
「3つの密」を避けること、「検温」「マスクの着用」「手洗い」「人との距離を保つこと」「換気」等について協力をお願いしました。
本日は、これから本格的な夏を迎えるにあたり、みなさんには、例年よりもいっそう熱中症にも注意をしていただきたく、「学校の新しい生活様式」における熱中症予防について、話をさせていただきます。
まず、マスクの着用についてです。
学校教育活動においては、近距離での会話や発声等が必要な場面も生じうることから、今後もマスクの着用をお願いします。再度、生徒の皆さんへのマスク配付を準備していますので、活用してください。
しかし、暑さで息苦しいと感じた時などには、短時間だけマスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断でも適切に対応してもらいたいと思います。
また、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外などで十分な身体的距離が確保できる場合には、マスクの着用は必要ありません。
マスクを着用する場合にも、強い負荷のかかる作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
なお、生徒の皆さんの通学時のマスクのことについて、外部から指摘する連絡が入っています。特に、電車やバスなど公共交通機関において、人との距離が近いのにマスクを着用していないという内容です。校内だけでなく、校外においてもしっかりマナーの守れる高知南中・高校生であってほしいと願っています。
次に、日頃の健康管理についてです。
「学校の新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろから自分の身体を知り、健康管理を充実させてください。
また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防について、皆さんのご協力をお願いします。